その先にある価値を見い出す「提案力」と、それを実現する「技術力」と。

私たちは、図面どおりの仕事はしません。 少しの変更や調整で、生産性がぐっと上がるかもしれないからです。 求められるモノに対して、そのままやろうとするのではなく、その先にある価値を見い出し、 現状にプラスして提案すること。 この提案力こそが、私たちダイコーゴムの強みです。

そして、提案するには相応の技術力が必要になります。 例えアイデアが浮かんだとしても、それを実現できなければ意味がありません。 技術とは、何度も挑戦して失敗して、加減を知って磨かれていくもの。 どんなオーダーも断らずに一度社内に持ち込んで、とにかくやってみる。 そうして積み上げてきた経験とノウハウがあるからこそ、 あらゆる製品に対応でき、確実で新しい提案ができるのだと思っています。 技術力が支える提案力をもって、本当に求められる製品を最適化していきます。

「良いものを作ってさえいれば売れる」
製造業でありがちな考え方は、
多くの機会損失を生みます。

10数年前、製造業では珍しかったホームページを立ち上げると、 大手企業からも引き合いがくるようになりました。 「我々が作っているものに間違いはない」と思えた瞬間です。 その後も、さまざまな営業を行う中で、いろいろな仕事をさせていただく機会を得ました。 他社が断わるような困難な注文にも取り組んできた結果、 どこまでチャレンジできるのかが分かるようになり、現実的で有効な提案ができるようになりました。

その製品に関する情報を細かいところまで引き出して、 他社では到底できないような、生産性のよい製品に最適化するのが我々の仕事です。

営業力と、提案力と、技術力と、対応力と…。 そのすべてをバランスよくもっている会社であり続けるには、 社員個々のマンパワーと、全体のチームワークが欠かせません。 社員の成長が会社の成長につながる会社づくりをめざし、 意見を活発に言い合える職場環境を整えています。

社長が出ていくのではなく、社員が自立して行動できる、 そんなやりがいのある、消耗しない仕事にしていきたい。 それでこそ、世の中で必要とされ続け、長く発展していく会社になり得るのだと思います。